債券投資のリスクと利回りについて

債券投資は株式投資に比べてリスクが低く安全な投資であると言われています。
確かに間違いがないことですが、全く危険性がない取引だとは言い切れないので注意が必要です。
償還まで持ち続ければあらかじめ決まった利回りが保証されますが、中途売却をする際は売却時短の金利情勢で元本割れを引き起こすことがあります。

新聞の債券価格を見ると、100円未満の数字が出ています銘柄があります。
これは、発行した際の利率が低すぎて現在の金利水準に満たないため、ディスカウントして販売する必要があるためです。
つまり、金利が上がると債券価格は下がってしまうのです。

当然逆のことも言えます。daruma01_l
金利の低下局面では現在持っている債権の金利より市場金利は低いはずです。
つまり、今持っている債権が「お宝債権」なのです。
市場金利水準より高いレベルの金利をもらうことができますから、プレミアムがついて売買されます。
つまり、金利が下がると債券価格は上がるのです。

このように一見安全資産と思われている債権であっても、市場金利動向によって価格が上下します。
金利上昇局面では、価格が下がってしまうので満期まで持ち続けるか、金利動向の逆転を期待するしかありません。